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「2008年12月」の項目一覧

アカハチハゼ

2008年12月19日 00:46更新 written by みゆき
カテゴリ
科名 スズキ目ハゼ科
全長 10cm〜くらい
目撃地 伊豆の海 和歌山県以南の中・西部太平洋・インド洋

ダイビングをはじめて、こんなにハゼっているの??

そう海に潜ってみて、わかりました
こんなにいるの〜〜てびっくりしました

アカハチハゼ
英名:Bluesteak goby

【特徴】

顔の先端が黄色で、体色は白
目の下に水色のラインが入ってるので水中でも「アカハチハゼ」だ!!ってわかります
生息場所によって黄色の濃淡が違うそうです


【マイ・ハウス】

水底やガレ場に住んでいてペアでいます
うらやましいですねぇ

【生態】

そう2匹寄り添って泳いでます
ペアいいですねぇ

お食事は甲骨類やゴカイを食べるそうです
砂をお口に含んで、エラから砂を出して美味しいご飯だけいただきます

2匹同時に食事する事はなくて、片方が見張りをしているらしいです

このハゼはペアの絆がとーーーっても強いそうです
うっかり泳いでしまい、離れてしまってもすぐペアに戻るそうです

愛だわ〜愛です

【繁殖】

一定の範囲を縄張りにし、別のアカハチを発見するとヒレを立てて
口を開けて激しく威嚇します

「俺達の愛の巣に近づくな!!」と

繁殖期は夏場でオスは巣穴の入り口付近にサンゴの欠片や小石を運んで積みます

すごい積むらしいのですが、何故そんなに積み上げてるのか謎だそうです

巣穴のカモフラージュ、産卵の気分を高めるんではないかと
そう、ムードが大事なのです

メスは頑張って運ぶオスにうっとりして愛が燃え上がるのでしょう

【ちびっこ】

顔の先端の黄色がまだないのですが、目の下の水色のラインはありますよ

海に潜った時にアカハチハゼの絆じっくり観察してみてください

カワハギ

2008年12月15日 15:48更新 written by あきか
カテゴリ
科名 カワハギ科
全長 20〜30cm
目撃地 北海道以南、東シナ海。沿岸近くの浅海から水深100mまでの砂地の混じった岩礁域に生息します。伊豆の海どこでも。。。砂地でフーフーしてます。  

漢字で書くと『皮剥』

料理する時、皮を剥くから。
丈夫で硬い皮は簡単に剥ぐ事ができるから。

なんかこわぃぃぃ(゜ロ゜;)。。。。

学名:Stephanolepis cirrhifer
英名:Thread-sail filefish(スレッドセイル ファイルフィッシュ)
     File fish(ファイルフィッシュ) 

※Thread=糸状の sail=帆 file=やすり

PC163840.JPG


糸状の帆というのは、背ビレの前方にある糸状になっている、ヒラヒラしているヒレの一部のことだと思います。(頭の上の角のことではありません)
でも、これはオスにしかありません。
だからスレッドセイル ファイルフィッシュといったら、カワハギのオス!ってことになりますね。

『カワハギの特徴』
とんがらがせた、かわいいおちょぼ口。
頭にあるピョン♪って1本立ってる角みたいなやつ。
横からみるとひし形で、前から見ると薄っぺらい体。

『オスとメスの見分け方』
英名のところでも触れたのですが、背ビレの前方(正しくは第二背ビレの第二軟条)が糸のように1本だけ長く伸びているのがオスで、伸びてないのがメスです。とっても分かりやすいです(^ー^* )

『カワハギはサメ肌??』
触った事がある人は分かると思いますが、カワハギの皮膚は硬くてザラザラしています。カワハギは小さいトゲトゲが集まって出来た特別なウロコを持っています。

このザラザラ感・・・・・もしや???カワハギはサメ肌???
そんな疑問が生まれてくるかと思いますのでお答えします。


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